猫の鼻を普段からチェックし、気を配り病気のサインを見逃さないようにしましょう。
また、症状によっては緊急を要する場合があります。
そのような場合には、ただちに病院へ連れて行きましょう。
◆チェックポイント
・鼻水、くしゃみ、目やにが出る
・鼻呼吸ができず、口を開けている。 ⇒鼻炎、猫伝染性鼻気管炎、猫カリシウイルス感染症の疑い
・膿のような鼻水がでる。
・鼻がつまり、呼吸が荒くなる。
・食欲が低下する。 ⇒副鼻腔炎、猫伝染性鼻気管炎、猫カリシウイルス感染症の疑い
◆◇◆鼻の病気一覧◆◇◆
■鼻炎(びえん)細菌やウイルスの感染がほとんどです。
猫伝染性鼻気管炎や猫カリシウイルス感染症が鼻炎を引き起こしていることも考えられます。
ワクチンの定期的な接種や寒さや乾燥した場所にネコを長く置かないようにします。
また、免疫力が落ちている高齢の猫には特に注意が必要です。
■猫伝染性鼻気管炎いわゆるネコ風邪といわれる病気で、
くしゃみ、鼻水、せき、口内炎、結膜炎などの症状が表れます。
軽い場合3~4日ほどで治りますが、症状が重い場合は 40度以上の高熱、食欲不振、下痢を併発し、
衰弱して死にいたることもあります。3種混合ワクチンで予防できます。
しかし、100%の予防できないため、軽い症状が表れることもありますが、
死にいたるような事態は避けられます。
■猫カリシウイルス感染症人間の風邪と同じように、くしゃみ、鼻水、咳、発熱などの症状が現れます。
特に3種混合ワクチンの摂取を行なっていない野良猫からの接触・飛沫・空気感染が多いので、
愛猫を野良猫に近づけさせないのはもちろん、飼い主さんも野良猫に近づかない方が宜しいでしょう。
ワクチン接種で防げる病気ですので、年に1回のワクチンを接種しましょう。
■副鼻腔炎(ふくびくうえん)副鼻腔(鼻の奥の空洞部分)が炎症を起こす病気。
ウイルスや細菌感染などによる鼻炎などが悪化して広がると副鼻腔炎になり、
さらに蓄膿症などの重い状況 に進む場合もあります。
鼻炎だけの時より、くしゃみなどの症状が激しくなります。
ひどくなると、鼻梁が腫れて熱をもったり鼻汁に血が混じったりすることもあります。
内科治療が一般的ですが、症状が重い場合は鼻の洗浄が必要です。
慢性の蓄膿症になると切開して洗浄しなければいけない場合があります。
鼻水などが出ている 軽い症状の時にきちんと治療を受けて、慢性の経過をとらないように注意してください。
また、ワクチン接種でのウイルス感染予防をし、早期治療が大切です。